2005年6月14日(火)14:02

エストニアでもEU憲法への支持が低下

タリン(AFP)

フランスとオランダのEU憲法否決を受けて、エストニアでもEU憲法に対する支持率が著しく下がっている。火曜日に発表された世論調査によれば、EU憲法を支持すると答えたエストニア国民は27パーセントに留まった。フランスとオランダの国民投票が行われる前の5月の時点では支持率は53パーセントであった。これに対応する形でこの間EU憲法反対も増えている。フランスとオランダの否決前には、憲法に反対すると答えた人々は10パーセントにすぎなかったのが、この最新の世論調査では34パーセントに上っている。世論の空気を元に戻すには、今週のブリュッセルEU首脳会議で明確なシグナルを示す必要がある。各国首脳がなぜ欧州連合には基本条約が必要なのかを説明する必要がある、とエストニアの世論調査機関ファクトゥムFaktumのユハン・キヴィラーク氏Juhan Kivirahkは語った。

原題:Sinkende Zustimmungswerte fuer EU-Verfassung auch in Estland




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